愛知県安城市にある堀内公園は、乗り物50円~100円とお財布に優しく、無料遊具やアスレチックも種類豊富な西三河コスパ最強公園のひとつ。パパママキッズ全員が笑顔になれるお出かけスポットです。
休日になると人気遊具には長蛇の列ができるほど大人気の公園ですが、なるべく空いている時間帯に行きたい…。狙い目の時間帯は?何歳くらいの子どもが楽しめる?駐車場情報は?どんな遊具がある?など、徹底取材してきました!
※2023年10月取材時点の情報です
車・名鉄・バスでもアクセスできる堀内公園
名鉄・堀内公園駅から降りてすぐの場所にある堀内公園。名前に「公園」とついていますが、観覧車やメリーゴーランドなどの乗り物や、バードハウス、アスレチックなど遊具も充実しており、ちょっとした遊園地といっても過言ではありません!
あんくるバス・堀内公園バス停や堀内公園駅西バス停からも近く、アクセスは抜群。駐車場は正面入り口側の北駐車場と南駐車場があり、計400台駐車可能。EV充電スポットもあります。ですが土日や祝日は満車になることも…。開園直後の9時頃に行くか、ランチタイムを挟んだ13時頃を狙って行くのがオススメです。
フリーフォール系すべり台が人気の船型遊具
まずご紹介したいのがこちらの遊具。ラブリーな船型の外観の通り、「フラワーシップ」と名付けられています。「え、よくある複合遊具でしょ?」と侮ることなかれ!この船には5種類ものすべり台が設置されており、ちびっ子から小学生まで遊びごたえ十分な遊具なんです。
中でも注目は、ピンクのすべり台!この傾斜の強さ、写真でわかりますか?実際に滑ってみると、かなりの急降下でフリーフォールのよう。子どもたちは大喜び!
西三河最大級のふわふわドーム
公園遊びで欠かせないのが「ふわふわドーム」。堀内公園には正面入り口のすぐそばにあり、安城市内で唯一、さらに西三河エリアでも最大級のサイズです。3つの山は年齢別に分かれているため、3歳~12歳まで安心して遊べます。
取材に訪れた日は平日にも関わらず、たくさんの子どもたちが楽しそうにぴょんぴょん!もしかしたら公園内で一番人が集まっていたかもしれません…。ジャンプで足の筋力も鍛えられる、優秀な遊具です。
無料なのがうれしい芝滑り
無料遊具の中でも人気ナンバー1を誇るのが「芝滑り」。全長20mの傾斜がある人工芝を、そりを使って滑ります。中学生以下であれば誰でも利用できますが、見ていると結構スピードが出て、なかなかスリリングかも。小さな子どもは大人が付き添いで滑ることもできます。
人気なので長蛇の列ができているかもしれませんが、持ち込みのそりは利用不可です。昔はダンボールで滑りましたよね…懐かしい…。
ちびっこサーキットも無料!
遊園地で大人気のゴーカートは残念ながらありませんが、自力走行のクルマならあります!それが「ちびっこサーキット」。足でペダルを踏むと進む乗り物で、200mほどのサーキットを疾走します。
小学生以下なら誰でも乗れますが、ペダルに足が届かないと自分でこぐことができません。そんな時はパパママが後ろから押してあげましょう。保護者がサーキット内に立ち入れるのが利点(?)かも。
砂場遊びが人気のすくすくランド
0歳~3歳のちびっ子は、「すくすくランド」へ。柵に囲まれたエリア内には、遊び道具が置いてある砂場やロープのブランコ、ゆらゆら揺れるシーソーパッドなどがあり、公園デビューにぴったり。低年齢児だけのエリアなので、安心して遊ばせることができます。
兄弟で公園に遊びにきたものの、ちびっ子だけ遊ぶところがなくて手持ち無沙汰…なんてことにならないのがうれしい!
5種類の鳥が観察できるウォークスルー型バードハウス
堀内公園の北側には、バードハウスがあります。クジャクバト、フラミンゴ、オナガキジ、コガモ、マガモという5種類の鳥たちが、のんびり池を泳いだり、エサをついばんだり、昼寝をしたり…。水の中で懸命に足を動かして泳ぐ姿が可愛すぎてもだえます。
隣にはブランコやすべり台などポピュラーな遊具が揃う「ちびっこ広場」があるので、小さな子ども連れならおすすめのエリア。ベビーカーで通り抜けできるので、お散歩コースに組み込んでもいいかも。
観覧車やメリーゴーランドが50円~100円!
ここからは有料遊具のご紹介です。といっても一人50円か100円で乗れるものばかり。しかも3歳以下は無料です。汽車、観覧車、メリーゴーランド、サイクルモノレールはきっぷ売り場で遊具利用券を購入しましょう。
汽車メルヘン号(一人1回100円)は保護者がいれば小学生未満も乗車OK。車イスでも乗車できるバリアフリー仕様です。ゆったり進む汽車の中で、周囲の緑や池を眺めながらの~んびり。途中、本格的な踏切もあって乗り物好きのキッズは大喜び間違いなし。
ちびっ子は50円のバッテリーカーで安心
みんな大好きバッテリーカーや小型自動遊具は50円。こちらは現金のみです。利用できるのは小学生未満のみ。小さな子どもでも一人で安心して乗ることができます。
この日のバッテリーカーは消防車と道路パトロールカーでしたが、日によって登場するマシンが変わるそう。小型自動遊具とともに、ちびっこサーキット近くに設置されています。
広い芝生やベンチで休憩&お弁当タイムを
朝から遊んでいたら、そろそろ疲れてお腹が減ってきたのでは?堀内公園にはレストランなど飲食店がないので、広ーい芝生の上でお弁当を広げましょう。休日にはポップアップテントが立ち並び、みんな思い思いに休憩をとっています。
もしレジャーシートなどを持ってきていなくても、公園内のいたるところにベンチが置いてあるので休憩場所には困りません。ただし、近所にはコンビニなどがない(徒歩10分程度の場所にはあります)ので、来る前に調達しておくのが吉。
ドリンクやアイスの自販機が充実
レストランがない代わりに、公園内の自販機コーナーは充実しています。子どもが喜ぶ紙パックジュースや、その場で淹れてくれるコーヒーのドリップ自販機、アイスクリーム自販機などなど。土日はキッチンカーがやってくることもあるそうです。
自動販売機は、サイクルモノレール乗り場の近くにたくさん並んでいるほか、公園内に点在しています。
まだ歩けない子は屋内遊び場「ちびっこひろば」へ
よちよち歩きのちびっ子は、公園管理事務所棟の中にある「ちびっこひろば」へ。クッションマットが敷いてある室内の遊び場で、すべり台やクッション製ブロックで安全に遊ぶことができます。
授乳室やコインロッカーも公園管理事務所棟にあるので、安心です。ベビーカーで散歩しつつ、散歩に飽きたらここで遊ぶ、という使い方がよさそうです。
遊具もアスレチックも散歩もできるコスパ最強公園
すみずみまでまわってみると「とにかく広い!」という印象の堀内公園。全周900mの舗装された遊歩道があるのでウォーキングにも最適で、取材中も歩く人の姿が多く見られました。公園中央に大きな池があり、鯉やカメがのんびり泳いでいる姿を見るのも癒されます。
ご紹介した遊具以外にも、夏場だけ水遊びができる「水の舞台」や、ターザンロープ、ローラーすべり台など小さな遊具もあるので、飽きることがなさそう。まだ行ったことがない方は、ぜひ遊びに行ってみてください!(取材:河合春奈/2023年10月取材)
堀内公園
場所:愛知県安城市堀内町安下1-1
電話:0566-99-5947
有料遊具の営業時間:9:00~12:00、13:00~16:30、土日祝9:00~16:30、夏休み期間の金曜9:00~12:00、13:00~18:00、夏休み期間の土日9:00~18:00
有料遊具の休業日:火曜、12/28~1/3、遊具の設備点検時など
アクセス:名鉄堀内公園駅下車すぐ、国道23号「藤井IC」を降りて北へ車で約15分
駐車場:北駐車場(正面入り口側)約260台/南駐車場約140台