国道247号沿いにある「碧南市明石公園」は、子連れファミリーをはじめとする老若男女に大人気の公園。
入園無料、駐車場無料なうえに、乗り物ゾーンにあるゴーカートや観覧車、ジェットコースターなどは全て100円、3歳以下は無料で乗れちゃう、お財布に優しい遊園地です。アスレチックゾーンでは複合遊具など無料で遊べて、春には満開の桜が人々の目を楽しませています。
何歳からどんな遊具で楽しめるの?売店情報は?お得に楽しむ方法は?など、徹底的に取材してきました!
1989年に開園!歴史ある碧南市明石公園
2023年で開園34年を迎える碧南市明石公園。
「私も子どもの頃によく通ったなぁ」などと感慨深いパパママも多いのではないでしょうか。
公園内は遊具ゾーンとアスレチックゾーンに分かれており、遊具ゾーンはちびっこの遊園地デビューにもぴったり。アスレチックゾーンは子どもの日常的な遊び場として、散歩コースとして、さまざまな人が立ち寄ります。
11枚1,000円の回数券がオトク
遊具で遊ぶなら、まずはのりもの券を購入しましょう。
券売機は管理棟内とメリーゴーランド横の2か所に設置されており、1枚100円の普通券と、ちょっとお得な1セット11枚1,000円の回数券があります。回数券の有効期限はないので、余った分を次回来園時に使ったり、知人にあげたりしてもOK。回数券購入者は、近隣にある「碧南海浜水族館」の入館券の半券を提示すればさらに2枚ののりもの券をプレゼント!
午前中に水族館へ行って、午後から遊園地で遊ぶ、という休日の過ごし方もアリですね。
一番人気は本格コースのあるゴーカート!
「一番人気の遊具は、ゴーカートです」と教えてくれたのは、碧南市明石公園の園長を務める黒柳健さん。
全長790メートル、乗車時間およそ3分のコースは、白のセンターラインがあり、カーブや登り・下り坂もあるなど、一般道路のよう。もちろん安全面は配慮されていますが、子どもにとっては本格的な運転気分が味わえそうです。
カートは1人乗りと2人乗りがあり、小学3年生以上で運転可能に。小学2年生以下は、0歳でも保護者の付き添いありで乗ることができます。
高さ25メートルの観覧車で約7分の空中散歩
国道からも見える観覧車からは、衣浦湾が一望できます。子連れファミリーや高校生カップル、老夫婦などもよく利用しているそう。1つのゴンドラに6人まで乗車可能です。エアコンはありませんが、なんといっても100円(3歳以下は無料)で観覧車に乗れるのはスゴイ。
さらに観覧車をよく見ると、3台だけ絵が描かれているゴンドラが。これは障がい者のアート作品を世に送り出している「アティックアート」との連携によって生まれました。カラフルなアートを外からも楽しめます。
園内を優雅に走る「おとぎ列車 あかしのポッポちゃん」
全長436メートルのレールの上を、軽快に走っている列車は「あかしのポッポちゃん」。赤、青、黄色の原色ボディが緑に映えます。車イスでもそのまま乗れる席が設けられており、3歳以下は無料です。乗車時間は約4分。
列車に乗る我が子の写真を収めるなら、乗り場からスタートして陸橋を渡り、花壇の中を走ってくるカーブ辺りで待ち構えるのがおすすめです。
スリルが味わえるキッズコースター「くじらのクーちゃん」
子どものジェットコースターデビューには「くじらのクーちゃん」へ。
3歳以上かつ身長95cm以上で利用できます。1分30秒のコースはカーブも多く、可愛らしいネーミングのわりにスリリングなキッズコースターです。
筆者が3歳の時にジェットコースターに乗れたかは覚えていませんが、はたから見ている限り、3歳にしてはなかなかのスピード&ドキドキ感が味わえるのでは?と思うほど。
3歳未満は「交通広場」でのんびり遊ぼう
遊具に乗るのに疲れた時や、3歳未満の子どもは遊具ゾーン北側にある「交通広場」でのんびり遊びましょう。
ここには交通ルールを覚えるために信号機や横断歩道が設置されているほか、小さめのすべり台や複合遊具などの遊び場もあります。
写真のぞうさんのすべり台は、小さな子どもに大ウケすること間違いなし!
無料&いつでも遊べるアスレチックゾーン
遊具ゾーンと橋でつながっているアスレチックゾーン「トリムの森」は、複合遊具などがあるエリアです。
すべり台がいっぱいついた「ウッドランド」のほか、みんな大好き「ターザンロープ」や、ぐるぐる回る「ドーナッツ」など、12種類のアスレチックがあります。全て無料で利用できるうえに、このエリアは閉園時間がないので、遊具ゾーンで遊んだ後に暗くなるまでアスレチックゾーンで遊ぶ、といった使い方をするファミリーも多いそう。
芝生広場はポップアップテントOK
アスレチックゾーンには、芝生の広場もあります。レジャーシートを広げて過ごしたり、ポップアップテントを立てて休憩したりするファミリーが多いそう。ただし火気厳禁のため、BBQなどはできません。
春には桜がぐるりと周囲を囲うため、多くの人がお花見場所として集います。「この先も桜の名所として親しんでほしい」との想いから、2021年は新たに桜の植樹が。今は1メートルほどの小さな木々が、大きくなるのが楽しみですね。
ワンコイン以下のクレープ屋さんと駄菓子屋さんも人気
小腹が空いても大丈夫。園内にはクレープ屋さんと駄菓子屋さんがあります。クレープ屋さんは高浜市の「オレンジボックス」が営業。チョコバナナなどのデザート系からツナなどの食事系まで、どれも500円以下とワンコインで買えちゃうのが魅力的。
隣にある駄菓子屋さんは3個100円と、これまたお財布に優しい料金設定。ほかにも土日は、唐揚げ、フライドポテト、かき氷などいろいろなキッチンカーが集合するそう。お弁当の持ち込みもOKです。
管理棟の休憩スペースがおすすめ
園内各地にベンチがあっていつでも休憩できますが、暑い日や寒い日は管理棟内にある休憩スペースへ。飲みものなどの自販機もあり、水分補給もバッチリ。100円で遊べる室内遊具もあります。
管理事務所では、ベビーカーや車椅子の貸し出しを無料で行っています。予約はできませんが、遊んでいる最中に子どもが疲れてきた…という時などに利用して。
ベビーカーは第2駐車場が便利
無料の駐車場は2か所。
国道247号沿いの第1駐車場と、アスレチックゾーン側の第2駐車場がありますが、車イスやベビーカーの場合は第2駐車場の方が段差も少なく、おすすめです。
第2駐車場は住宅街の中にあるため、ちょっとわかりにくいかもしれません。公式ページの案内を参考にするとたどり着けるはず。
0歳児から遊べる場所がいっぱい!
いかがでしたか?
今回紹介したもの以外にも、空中をくるくる回るエアファイター「GOGO☆ジェットくん」やメリーゴーランド、サイクルモノレール、パターゴルフなど、1日中楽しめる遊具がいっぱいです。
さらに夏には人工芝の「ちびっこひろば」でじゃぶじゃぶプールが設置されたり、8月と10月にナイト営業があったりと、お楽しみがいっぱい。イベント情報などは公式ツイッターをチェックしてみて。(取材:河合春奈/2023年6月取材)
碧南市明石公園
住所:愛知県碧南市明石町6-11
電話:0566-48-1722
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~翌1月1日)
営業時間:9:00~17:00、夏休み期間9:00~18:00(パターゴルフの受付は16:15まで)
11月1日~2月末日9:00~16:00(パターゴルフの受付は15:15まで)
アクセス:国道247号「明石IC」からすぐ
駐車場:550台
公式サイト
公式ツイッター
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