前編後編でお伝えしているこの企画。子どもの頃、夏休みにやりたくても出来なかった自由研究を大人になった今リベンジします。地元である愛知県西三河地域で、カブトムシが採れるのか徹底的に調べてみました。
前編では、残念ながらクワガタしか採ることができませんでしたが今回は必ずカブトムシをゲットします!
近所に「カブトムシ」はいる!?
みなさん、こんにちは。近所のはなし編集担当キャッチネットワークの角谷です。生まれも育ちも愛知県碧南市で、現在33歳。子どもの頃こんなことを思っていました。「地元でカブトムシを採ることってできるのかな?いや、遠い山奥にいかないと無理だよな」。
前編では、6月下旬から7月上旬にかけて刈谷市や安城市、西尾市などで採集を行いました。しかし、残念ながら結果は...。すみません...。カブトムシ0。
今回も昆虫のスペシャリストに頼る
愛知県知立市にあるカブトムシ、クワガタをメインに扱う昆虫専門店の神谷信広店長。
神谷さんいわく、「カブトムシは、どの地域にも生息しています。今年はお盆過ぎまで狙えますよ」。
7月中旬、午後10時過ぎ。湿気の多いジメジメとした夜でした。私は、神谷さんと一緒にカブトムシ採集のリベンジに向かいました!
雨の翌日。湿気の多い日は狙い目!
まず向かったのは高浜市内の神社。
到着してすぐに、もの凄い多くのカラスの鳴き声が聞こえビクビクしていると、神谷さんが「カラスが多くいるということは、カブトムシがいる可能性が高いです。カブトムシを餌にしているんですよ」。と教えてくれました。
これは期待大!と思いながら1時間近く探しに探しましたが...。いないっ!!!!!!!!!!
ここから奇跡の展開が待っていた!
意気消沈のまま向かった、安城市の某所。
この場所は、神谷さんのお店の常連さんが教えてくれたヒミツの場所。捜索すること、約30分。その瞬間は突然訪れました。
「ガサガサガサ!」「ちょっと静かにしてください」。私には聞き取れなかったのですが、神谷さんには確かに聞こえたみたいです。カブトムシが動いた音が!
1匹見つかれば、次から次にカブトムシ
「いました!!」「しかも、オスとメスのペアですよ!」
全長約5cmのカブトムシ。記念すべき初めての地元産カブトムシを自分の手で捕まえましたが、ここで痛恨のミス。
カブトムシを触ることが久しぶり過ぎて胴体部分を掴んでしまいました。足の力が想像以上に強くて、指が痛い...。なんか懐かしい感触でした。
その後も、同じ木を入念に探したところ、次から次に発見。カブトムシの探し方のコツとして、「音」もポイント!
カブトムシは、動くと他の昆虫よりも大きな音「ガサガサ」「カチカチ」という音がするそう。注意深く聞いてみましょう!
落ち葉が多い柔らかい場所がGood!
続いて訪れたのは西尾市の某所。
前編でクワガタをゲットした場所ですが、いきなりカブトムシ発見!
これも見つけるコツですが、暗闇で懐中電灯の光を当てるとカブトムシの目はオレンジ色に光るんです。他の昆虫ではオレンジ色に光らないので参考にしてみてください!
最終的に、安城市と西尾市で10匹以上捕まえることができましたが、他の市では残念ながら...。本当は生まれ育った碧南市で捕まえたかったのですが。しかし、神谷さんはどの市にも必ずいるということなので、来年、もう一度リベンジします!!
最後に育てるコツを教えてもらいました
主なポイントは4つ。①ひとつの部屋に必ず1匹②涼しい場所(20度~24度)で飼う③小さい木など捕まるものが必要④餌は専用のゼリー(スイカは栄養がないためNG)。
最後に。みなさん、おじさんの夏休みの思い出にお付き合いいただきありがとうございました笑。
20年以上振りにやってみたカブトムシ採集は、本当に楽しかったですよ!久しぶりにやってみるとハマります笑。来年は、碧南市、高浜市、刈谷市、知立市でリベンジだ~!(取材:角谷佑希/2017年7月取材)
カブトムシのことならこちらのお店で!
くわかぶプラネット
場所:愛知県知立市鳥居3丁目2-7
電話:0566-91-4482
営業時間:11:00~22:00
定休日:水曜(駐車場あり)
珍しい海外産から国産までカブトムシやクワガタなど100種類以上を販売。育て方の相談も大歓迎。
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