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ぐるめ

農漁めし vol.4「季節限定!新たまねぎの甘みを味わう春レシピ」

農漁めし「農家・漁師のおいしいごはん」

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農作物も魚貝類も豊富な愛知県西三河地域。地元が誇る旬の食材を、農家や漁師はどのように味わっているのか?知られざる「おいしい食べ方」を伝授する「農漁めし」。今回の食材は碧南産の新玉ねぎ「へきなんサラダたまねぎ」です!

愛知県碧南市は東海地区イチの玉ねぎ産地!そんな碧南市で玉ねぎを知り尽くした農家さんを訪ねて、旬の新たまねぎのとっておきの食べ方を教えてもらいました。

柔らかな土壌が作る、みずみずしい春の味わい

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玉ねぎの中でも、「白玉ねぎ」という種類を春に先取りして収穫したものが新玉ねぎと呼ばれます。通常はしっかり乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは収穫後なるべく早く出荷。水分が多く甘みがあるので、生でも食べやすいのが特徴です。碧南市では、新玉ねぎの中でもさらに辛味の少ない品種を選抜して、「へきなんサラダたまねぎ」というブランド名で出荷されています。

今回は、碧南市の農家・榊原康弘さんに、地元の農家さんの定番メニュー「簡単お手軽!玉ねぎの卵とじ」を教えてもらいました。新たまねぎは柔らかいので、炒めすぎないのがポイントだそう。

碧南で親しまれる家庭の味、玉ねぎの卵とじ

【材料】
・新たまねぎ・・・2個
・ベーコン・・・3枚
・卵・・・2個
・サラダ油・・・小さじ2
・塩・・・小さじ1/2
・こしょう・・・少々

【レシピ】
1.玉ねぎを薄く切る
2.ベーコンを1㎝ぐらいに切る
3.サラダ油をひいたフライパンに玉ねぎとベーコンを入れ、中火で炒める
4.塩・こしょうで味付けして卵でとじる

和風も洋風も!冷蔵庫にあるものでアレンジ

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玉ねぎの卵とじは、手軽に調理できて家庭ごとに味付けが違うのが特徴。しょうゆで和風にしたり、ソースやケチャップで洋風にしたり。炒めたあとに調味料をかけても良いので、家族で好みが違ってもそれぞれ好きな調味料で食べることができます。

玉ねぎと合わせる具材もベーコンだけではなく、ウインナー、ひき肉、豚バラ肉などアレンジのバリエーションが豊富。にんじんと一緒に「にんじんしりしり風」にしてもおいしいんだとか。冷蔵庫にある材料でサッと作れて、忙しい日の夕食にもぴったりです。

いち早く食卓に届く、碧南産の新たまねぎ

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新たまねぎは、通常の玉ねぎよりひと足早く3月下旬から4月下旬にかけて出荷されます。他の地方では一旦貯蔵されてから出荷されることもありますが、へきなんサラダたまねぎは2日天日干しをしたらそのまま出荷されていきます。

収穫作業も、柔らかい新たまねぎは手作業で丁寧に。こうして、手間暇かけて育てられたおいしさが食卓へ届けられるんですね。ちなみに、榊原さんの農家仲間には、野菜ソムリエの資格を持つ方もいるということで、せっかくなので、正真正銘、野菜のプロにオリジナルレシピを教えてもらいました。

野菜ソムリエ直伝!ちりめんじゃこの酢玉ねぎ

【材料】
・新たまねぎ
・カンタン酢
・ちりめんじゃこ(カチリ)
※全て適量です

【レシピ】
1.玉ねぎを薄く切る
2.玉ねぎとちりめんじゃこを盛りつけ、カンタン酢をかける

涙を流さず玉ねぎを切る秘訣

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「新たまねぎはそのままで食べやすいので、冷水にさらさなくてOK。ちりめんは柔らかいものよりは、硬めに干した"ちりめんじゃこ(カチリ)"のほうが酢をかけても歯ごたえがあり、おすすめです」。

ちなみに、切り方にもコツがあるようです。「繊維にそってスライドするように切ると、涙が出るのを防いでくれますよ」とのこと。料理をする前に冷蔵庫で冷やしておくとさらに涙を防ぐ効果がUP。逆に、繊維を断ち切るようにスライスしていくと辛味成分が抜けるぶん食べやすくなるとも言われます。また、「スライサーよりは包丁で切ったほうが食感が良くなります」と教えてくれました。

旬の味は早めに食べるのが1番!

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新たまねぎに限らず店頭で玉ねぎを選ぶときのポイントを聞くと、「ずっしり重みがあるものは、実がつまっている証拠。手に取って大きくて重いものを選んでください」と榊原さん。通常の玉ねぎと新玉ねぎは価格に大差はありません。玉ねぎの保存方法としては、陽の当たらない風通しの良い場所が基本。湿気が苦手な玉ねぎは、袋に入れて保存するのは避けたほうが良いそうです。

へきなんサラダたまねぎは、愛知県西三河地域の産直市などに並びます。辛味が少なく「玉ねぎが苦手な子どもでも食べられる」との声もある春にしか食べられない旬の味を、農家直伝レシピで味わってみてください!(取材:齊藤美幸)

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