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ぐるめ

農漁めし vol.3「今が旬のワカメを余すことなく食べ尽くそう」

農漁めし「農家・漁師のおいしいごはん」

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農作物も魚貝類も豊富な愛知県西三河地域。地元が誇る旬の食材を、農家や漁師はどのように味わっているのか?知られざる「おいしい食べ方」を伝授する「農漁めし」。今回の食材は「ワカメ」です!

愛知県西尾市のワカメ漁師さんに、とっておきのレシピを教えてもらいました。超簡単で、美味しいおつまみに大変身します!

栄養素も豊富な万能食材

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生や乾燥、塩漬けなどがあり、食物繊維やミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいることから海藻類の中でも高い人気を誇るワカメ。美味しい食べ方を教えてくれるのは、愛知県西尾市で漁師をしている髙須弘光さん(26歳)。

「シンプルに生姜の千切りをかけてめんつゆで食べるのが僕のおすすめ。5分以内でできる超簡単レシピです。ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもぴったりですよ!」ということで、髙須さんイチオシの、まさに男飯レシピを動画で紹介します。

漁師直伝!超簡単ワカメのおつまみ

【材料】
・ワカメ
・生姜
・めんつゆ
※全て適量です

【レシピ】
1.ワカメをサッと茹でて、食べやすい大きさに切る
2.生姜を千切りする
3.ワカメと生姜を盛り付け、めんつゆをかける

西三河の市場やスーパーに並ぶ新鮮なワカメ

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せっかくなので、ワカメ漁の様子も取材させてもらいました。髙須さんが収穫するワカメは養殖で、一色漁港から船で数分の深さ3mほどの浅瀬で大切に育てられています。漁は朝日が昇るのと同時に出発。1回で獲れるワカメは、100~200kgで、大きいものは全長約2mもあるのだそう。

「乾燥ワカメは保存に適していますが、生ワカメは磯の香りがするし食感がいいので、やっぱり生ワカメを食べてほしいですね」。高須さんが獲ったワカメは、翌朝には一色漁港のすぐ近くにある「三河一色さかな村」やイオンなどの大手スーパーなどに並び、「三河一色さかな村」では1パック100~400円程度で販売されます。(※時期により価格が変動します。)

今がまさに旬!しゃぶしゃぶも絶品

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11月下旬に種付けを行い、12月下旬から3月末にかけて収穫が行われるワカメ漁。「12月に獲れるワカメは葉っぱも小さく、食感もやわらかめ。2月から3月は葉も大きくなり歯ごたえが出てくる頃。今の時期がちょうど旬です」。

そして、獲れたてのワカメをしゃぶしゃぶでいただくことに。湯に入れた瞬間に鮮やかな緑色に変化。口に入れると程よい塩気が広がり、ワカメ本来の味を堪能できます。その美味しさに取材陣全員箸が止まりませんでした(笑)。

葉だけでなく、茎やメカブも堪能できる

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ワカメといえば葉を食べるイメージですが、他にも茎やメカブなど美味しく食べられる部分がいっぱい。「茎はスーパーではあまり見かけないけど、コリコリとした食感が一度食べたらクセになりますよ。メカブもシンプルに醤油やめんつゆを混ぜて食べたり、同じく粘り気のある納豆やオクラと混ぜて食べても美味しいです」。

そこで今回は、西尾市の三河一色さかな村にある魚屋さん・深谷水産の奥様から、茎を使ったオリジナルレシピも教えてもらいました。味がしっかり染みた絶品料理です!

ワカメの茎の佃煮

【材料】
・ワカメの茎・・・約250g
・ごま油・・・少々
・三温糖(またはザラメ)・・・約40g
・醤油・・・約50g
・水・・・約50cc
※調味料の量は、お好みで増減させて下さい

【レシピ】
1.茎をそぎ切りし、真水で1~2時間塩抜きする(途中2回程水をかえる)
2.熱した鍋にごま油を入れ、水気を切った茎を色が変わるまで中火で炒める
3.三温糖、醤油、水を入れて、弱火で汁気がなくなるまで煮詰める

美味しいワカメを選んで、魅力を堪能しよう!

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最後に高須さんに美味しいワカメの見分け方を聞いてみると、「乾燥や塩漬けのものはあまり差がないですが、生ワカメはやっぱり新鮮なものが美味しい。古くなったワカメは表面がヌルヌルしてくるのと、ふちのほうが緑色になってくるので、購入する時はチェックするといいですよ。」と教えてくれました。

食べきれない分は茹でてから小分けにして冷凍しておけば、美味しさをキープしたまま保存できるというワカメ。教えてもらったレシピを参考に、ワカメが持つ魅力を思う存分満喫しましょう!(取材:松本翔子)

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