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あの人

キャッチ中継車をデザイン!刈谷市出身 漫画家「ののやまさき」

地元出身の人気漫画家を初取材!

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少年誌の常識を覆す超時代ドラマ・オムニバス作品の『エンマ』で注目を集める人気漫画家・ののやまさきさん。

そのほか、ロボットアニメ『天元突破グレンラガン』のドラマCD「男シリーズ」のコミック版3作や、2016年に実写化された『テラフォーマーズ』の外伝『テラフォーマーズ外伝 鬼塚慶次』など、知る人ぞ知る名作を手がけています。

そんな、ののやまさきさんは愛知県刈谷市出身で、今年の秋に完成したばかりのキャッチネットワークの中継車のデザインも描いてくれました!

憧れの先生のアシスタントを経て漫画家の道へ

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刈谷北高校で美術部に所属し、名古屋造形芸術大学(現・名古屋造形大学)デザイン学科に進学する際は、受験科目のデッサンを学ぶため塾にも通っていたのだそう。

「子どもの頃から絵を描くのが好きで、自由帳に漫画を描いては友達に読んでもらったり、好きな漫画の模写をしたりしていました。大学生の時に『鋼の錬金術師』という漫画の原作者・荒川弘先生のアシスタントに応募し合格したのをきっかけに、漫画家への道を歩み始めたんです」。

やっぱり大変!?漫画家の世界

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荒川先生の元で着実に経験を積み、2008年に新創刊誌の連載という華々しいデビューを飾った、ののやまさきさん。寝ずに原稿を書いているなど忙しいイメージのある漫画家ですが、その生活ぶりを聞いてみると...。

「自宅の一室が仕事場になっていて、昼12時から夜22時くらいまでアシスタントと一緒に作業をしています。2つの作品を同時進行していた半年間は、コンビニ以外は一歩も外に出られないくらい忙しかったです。」という答えが返ってきました。

そのときの仕事場の雰囲気を漫画で描いてくれました。

地味な作業が多い中、ファンの声が励みに

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ロボットの戦闘シーンなど動きのある絵が得意だけど、子どもの頃から『名探偵コナン』などの少年漫画を読んでいたこともあり、キャラクターの複雑な感情を表情で表現するのも好きだそう。

「漫画家の世界は一見華やかに見えて、実際はすごく地味。徹夜の作業が続くなど辛いときもありますが、自分が描いた作品が雑誌に掲載されているのを見たり、応援してくれる方の声を聞くと力が湧いてきます」。

好きの気持ちを大切に漫画を描き続けたい

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最後は、デザインした中継車に乗って実家へ。93歳になるおばあちゃんは中継車を見るのはこの日が初めてで、とっても嬉しそうでした。

地元のケーブルテレビ局の中継車をデザインしたのは、漫画家になることを応援してくれたお母さんや家族への親孝行の想いからなのだとか。

「今は来年に向けて新作を準備中。徹夜の作業など大変なことも多いですが、毎日がとっても充実しています。これからも"絵を描くのが好き"という気持ちを忘れずに、たくさん漫画を描いていきたいです」。今後も、ののやまさきさんがどんな作品を生み出すのか、見逃せませんね!(取材:松本翔子)

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